婦人科検診とひとことで言っても、受ける機関や、受ける人間ドックによって検査内容が違います。
例えば、子宮頸がん検診、内診を婦人科検診という場合もあれば、それに経膣超音波検査や、子宮体がん検診、乳がん検診も含んで婦人科検診という場合もあります。
ですので、検診の申し込みをする際に、どのような検査内容が含まれているのか、
しっかり確認をするようにしましょう。
自治体から1年から2年のペースで、子宮がん検診のお知らせがくると思います。
その区や市、年齢によって、無料になるのか、自己負担があるのか、子宮頸がん検診だけでなく子宮体がん検診も含まれるのか、など違ってきます。
通常、どの自治体でも含まれているのは子宮頸がん検診と内診です。子宮体がんはオプションで有料である場合、もしくは含まれていないことが多いです。
それぞれ、具体的にどんな検査をするのかというと、
●子宮頸がん検査・・・膣から機械を挿入し、子宮の入り口である子宮膣部、頸部の細胞を採取します
●内診・・・医師が膣に指や機械を入れて、おりものの状態をみたり、子宮や卵巣の硬さや大きさ、また痛みを伴うかなどを診察します
●子宮体がん検査・・・子宮頸部よりもさらに奥にある、子宮体部の検査をします。子宮内膜(生理で剥がれ落ちる部分)の細胞を採取します.