婦人科検診

婦人科検診ってどんな検査が受けられるの?

婦人科検診とひとことで言っても、受ける機関や、受ける人間ドックによって検査内容が違います。

例えば、子宮頸がん検診、内診を婦人科検診という場合もあれば、それに経膣超音波検査や、子宮体がん検診、乳がん検診も含んで婦人科検診という場合もあります。

ですので、検診の申し込みをする際に、どのような検査内容が含まれているのか、

しっかり確認をするようにしましょう。

自治体から1年から2年のペースで、子宮がん検診のお知らせがくると思います。

その区や市、年齢によって、無料になるのか、自己負担があるのか、子宮頸がん検診だけでなく子宮体がん検診も含まれるのか、など違ってきます。

通常、どの自治体でも含まれているのは子宮頸がん検診と内診です。子宮体がんはオプションで有料である場合、もしくは含まれていないことが多いです。

それぞれ、具体的にどんな検査をするのかというと、

●子宮頸がん検査・・・膣から機械を挿入し、子宮の入り口である子宮膣部、頸部の細胞を採取します

●内診・・・医師が膣に指や機械を入れて、おりものの状態をみたり、子宮や卵巣の硬さや大きさ、また痛みを伴うかなどを診察します

●子宮体がん検査・・・子宮頸部よりもさらに奥にある、子宮体部の検査をします。子宮内膜(生理で剥がれ落ちる部分)の細胞を採取します.

乳がん健診について

乳がん健診について

日本人女性の乳がん発症率は、今や11人に1人。特に30~60代の女性にとっては最もかかりやすいがんであり、がん死亡原因のトップでもあります。

もともと先進国の中では乳がん罹患率が低かった日本に、ここ30年で乳がんが増加してきたのは、食生活やライフスタイルの変化が影響していると考えられています。乳がんに関係すると考えられる要因(右記参照)はわかってきたものの、予防については現在のところ有効な手段が見つかっていません。

その一方で、乳がんは早期発見されれば約90%は治る病気だといわれています。つまり、食生活のバランスに気をつけたり、定期的に運動を行うなど健康的なライフスタイルを心がけることも大切ですが、乳がんの予防にとってはそれ以上に、定期的な検診を受けることが大切なのです。

マンモグラフィ―検査(New)

マンモグラフィ・子宮がん健診

2020.11にマンモグラフィ―装置を新規機種に更新致しました。

マンモグラフィーは乳房専用のレントゲン検査です。
少ない放射線の量で安全に乳がんの検出ができます。
透明の圧迫板で乳房をはさみ、薄く伸ばして撮影します。
乳房のなるべく多くの部分を撮影するため、また少ない放射線量でがんと正常部分の区別がつきやすい画像を作るためです。検査のときは多少の痛みがあります。痛みが我慢できなければ遠慮しないで撮影技師に伝えてください。

メリット

  • 石灰化や乳腺の全体像をとらえやすい
  • 検診受診の継続によって、乳がん死亡率が低下することが統計学的に証明されている
  • 撮影方法が定められており、過去の画像と比較しやすい

デメリット

  • 痛みを伴うことがある(注1)
  • 年齢・乳腺量の個人差により、詳細な診断ができないことがある
  • 妊娠中やその疑いがある時は検査不可能

(注1) X線検査のため多少は放射線被ばくがありますが、乳房の局所的なものです

乳房超音波検査について(New)

乳房超音波検査について

2021年3月 超音波装置を更新

2024年3月(NEW)最新超音波装置1台増台

音波診断装置で、超音波を乳腺に当て、はね返ってくる反射波をコンピュータが画像化したものです。産婦人科で胎児を見る超音波診断装置と同じなので痛みはありません。乳腺内の腫瘤や乳管拡張などの変化を観察します。問診や視診、触診と合わせて受診してください。

メリット

  • 被ばくがない
  • 妊娠中でも施行可能
  • 乳腺が発達している人や若年者(40歳以下)で、痛みなく検査ができる
  • 小さなしこりをみつけやすい
  • しこりの質的診断をしやすい

デメリット

  • 石灰化の評価がしづらい
  • がん以外の良性の所見も見つかりやすく、再検査となる可能性が高くなる
  • 施行者の技量に依存する
  • 検診での有効性の確認が未だ確立されていない