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薬剤科の紹介

当院整形外科では、骨折などの外傷一般から脊椎疾患、膝・股関節の人工関節手術、骨粗鬆症、ロコモ、手や肩の疾患など、あらゆる領域の診療を行っています。

当科の最大の特長は、専門的な手術や外傷などの急性期治療もさる事ながら患者さんのニーズに合わせた保存療法を行なっていることです。充実したリハビリテーションを行える地域包括病棟を併設しており、介護・福祉との連携を取りながら在宅・社会復帰に向けての医療を提供しています。これからも安全で思いやりのある地域に根ざした整形外科診療を行っていきたいと考えております。

対応疾患

当科では以下のような症状及び疾患に対応致します。

●首や腰の痛み

手足のしびれ

股関節や膝の痛み

臀部から下肢にかけてのしびれ

歩行時のふらつき

●長時間歩けない

●肩の痛みなど

当院はリハビリスタッフも充実しております。上記症状でお困りの方がおりましたら、是非ご受診して頂ければと思います。スタッフ一同、分かりやすい説明で患者さんにご安心してもらえますよう心掛けております。是非とも気兼ねなく外来にお越しください。


■骨粗鬆症性椎体骨折

骨粗鬆症の方が転倒などで発症することが多いのですが、重度な骨粗鬆症の方の場合には前かがみやくしゃみでも背骨が折れてしまう事があります。寝たり起きたりといった動作が痛みのため困難になります。

【治療】
鎮痛剤やコルセットで痛みが落ち着く方は外来通院で治療しますが、身動きが取れないほど痛みが強い方の場合には入院治療を行っています。34週間で痛みが落ち着くことが多いのですが、良くならない場合には椎体にセメントを注入する手術(経皮的椎体形成術:バルーンカイフォプラスティ)を行っています。最も重要なことは骨粗鬆症を治療することですので、骨密度や血液検査、転倒リスクの評価などを行い、患者さんに合った骨粗鬆症の治療を提案しております。


■腰部脊柱管狭窄症

中高年に多く発症し、歩いたり長く立っていたりすると臀部や下肢がしびれてくる病気です。腰の脊柱管と呼ばれる神経の通り道が、加齢や骨の変形によって狭くなってくるのが原因です。

【治療】

症状の軽いうちは薬の治療や生活指導を行い約半分の方が改善します。しかし、23ヶ月経っても保存治療の効果が出ない場合や、麻痺などの症状が出た場合は手術を行っています。手術法にもよりますが、入院は約1~2週間です。


■腰椎椎間板ヘルニア

背骨のなかでクッションの役割をしている椎間板の中身が飛び出して神経を圧迫し、腰痛、下肢痛が生じる病気です。幅広い年齢の人に発症します。多くは何かの動作がきっかけで発症します。(重いものをもったり、大きなくしゃみをしたりなど)

【治療】

安静、内服薬で多くは34週間で軽快しますが、症状がよくならない場合は神経ブロックや椎間板内酵素注入療法も行っています。下肢麻痺(足首が動かしにくい、または動かない)、排尿障害(おしっこが近い、出にくい)が出現した場合や、痛みが強く生活に支障がある場合には手術を行っており、入院は約1週間です。


■頚椎症性脊髄症

頚椎の変形などが原因で脊髄が圧迫されて発症します。手のしびれや巧緻障害(箸がつかいづらい、ボタンがかけにくいなど)、階段の下りが怖いなどの症状が最初に出ることが多いですが、徐々に平地でも歩きにくくなってきます。

【治療】

症状が軽いうちは内服薬や頚椎カラーで改善することもありますが、歩行障害が出現する場合には脊髄の圧迫をゆるめる手術を行っています。この病気は転倒などを契機に急激に症状が悪化する場合があります。日常生活にも注意が必要です。


■変形性股関節症

股関節が痛くなる代表的な病気です。股関節は、私たちの体の中の最も大きな関節で、体重が大きくかかっています。そのため骨盤側にある寛骨臼と、そこにはまり込んでいる大腿骨頭が直接ぶつからないように関節軟骨が存在し、クッションの役割を果たしています。ところが、この関節軟骨が加齢などによってすり減ってしまうと、骨と骨が直接当たり、痛みを感じるようになるのです。寛骨臼と大腿骨頭が直接当たり続けると骨と骨の間の隙間はどんどんなくなり、骨の変形も進んでいきます。これが、変形性股関節症です。変形性股関節症の原因は、特に、日本人では骨盤の屋根部分(寛骨臼)が大腿骨骨頭を覆っている面積が生まれつき小さい「臼蓋形成不全」が多く、女性に多いといわれています。

【治療】

 ★保存療法

大臀筋などお尻の筋肉や、大腿四頭筋という太ももの筋肉などを鍛える筋力トレーニンを行います。股関節の痛みが強い時は、消炎鎮痛剤で対処します。また、日常生活の中で股関節に負担をかけないことも大切になります。例えば、階段の登り降りやしゃがみ込むという姿勢は股関節に負担がかかるのでなるべく避け、イスやベッドを使った洋式の生活スタイルに変えていくとよいでしょう。股関節に負担がかかる激しい運動、重労働、長時間の立位、正座などはなるべく避けるようにしてください。また、体重管理も非常に重要です。適正な体重を保つようすることが大切です。

★手術療法★(人工股関節全置換術)

変形性股関節症の病状が進行期や末期的段階にあり、強い痛みがある場合に適応になります。人工股関節全置換術の手術進入法には、前方系進入法(前方、前外側、外側)と後方進入法があります。筋腱を切らないとされる前方系進入法は術後脱臼率が低く、術後回復が早いと言われる事がありますが、当院では切離した関節包、外旋筋群をしっかりと修復する後方進入法を行っており、術後脱臼率や術後臨床成績は前方系進入法と比べ遜色ないと考えております。


■変形性膝関節症

関節の表面を覆う関節軟骨の老化、変性により、軟骨がすり減ることで膝関節の変形が生じる状態です。肥満などによる膝への過負荷が影響を及ぼします。中高年の女性に多くみられ、高齢になるほど罹患率は高くなります。骨折や半月板損傷などの外傷後、関節リウマチなどに伴う関節炎によっても変形が生じることがあります。

【治療】

初期の症状としては起床時や長時間座った状態から動き始めたときにこわばり感や倦怠感を感じます。さらに立ち上がりなどの動作開始時に痛みを感じるようになり、症状が進行すると、階段昇降時や通常の歩行でも痛みを伴います。膝の曲げ伸ばしが悪くなってしゃがみ込みにくくなったり、痛みのため歩行困難となったり、日常生活に支障を来すことになります。

これらの症状は通常5年、10年という長い時間をかけてゆっくり進行するのが一般的です。

初期には運動療法として大腿四頭筋の筋力強化、関節のストレッチング、体重を減らす、日常生活面では正座を避ける、洋式の生活を送るなどで予防します。症状の進行に合わせて鎮痛剤、関節内へのヒアルロン酸の注射などを併用します。痛みの増強や日常生活動作でも支障が生じる時は人工膝関節手術を行う方法もあります。

運動療法は鎮痛剤と同等以上の除痛効果があり、特に初期、中程度の変形性膝関節症の方に有効といわれています。当院では保存療法としてホームエクササイズの指導、外来リハビリテーション、場合によっては入院の上リハビリテーションを行うなど患者様の状況に合わせて治療を行っています。十分な保存療法を行っても日常生活に支障がある場合、希望される方には手術を行っております。


■肩腱板断裂

加齢とともに損傷する場合と転倒・転落などの外傷で損傷する場合があります。痛み(引っかかり感)と脱力が主な症状になります。まずは、保存治療(注射やリハビリ治療)で対応します。症状が改善しない方には関節鏡で腱板縫合術を行っています。

修復術後の腱板の写真

 

 ■反復性肩関節脱臼

若年者の肩関節脱臼は反復性脱臼に移行することが知られており、日常生活や仕事、スポーツに支障が生じます。MRICTによる画像検査を行い、患者さんの脱臼状態を把握して、リハビリ治療、手術治療を行います。手術は鏡視下手術で対応していますが、重症度に応じて関節切開烏口突起移行術を行います。

       左肩関節脱臼                                  反復性肩関節脱臼に対する鏡視下バンカート修復術

 

■凍結肩

いわゆる四十肩・五十肩・肩関節周囲炎です。重篤例は強い痛みと肩関節可動制限を生じます。自然回復するのに数か月から数年を要するとされる疾患です。早期回復を望まれる患者さんには外来診療で超音波ガイド下に局所麻酔を行い、肩の痛みを取って関節授動術を行っています。授動術後は出来るだけ早期にリハビリを開始します。

 

■変形性肩関節症、関節リウマチ

腱板断裂の進行や肩の軟骨障害により変形性肩関節を生じて、肩の運動時痛、可動域制限が生じることがあります。基本的には、生活指導や内服、注射、リハビリ治療を行いますが、疼痛や関節の変形が強い場合には、人工肩関節などの手術治療を行うこともあります。また関節リウマチによる肩関節の変形、疼痛に対しても保存治療、手術治療を行っております。

                                変形性肩関節症                 人工肩関節置換術